独立開業な今月の本たち

書店にふらりと寄ったらこんな本が。
月刊専門料理2010年3月号
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あらまこんな本も。
カフェ&レストラン 2010年 3月号
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隣の棚にはこんな本が。
アントレ 4月号
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ああ、アントレは今月だけでなく毎号、独立・開業の特集か(笑
僕みたいに開業を目指しているひとにとって、このテの本は吸引力が非常に強い。書籍も欲しいのを全部買ってるとサイフが軽くなっちゃうので、必要なものしか買わないようにしているのだが、こういうタイトルだとつい手に取ってしまうのだな。
だいたいこういう専門誌は(食に限らずだが)、毎年同じようなネタをぐるぐると使いまわすのが常である。例えば僕がほかに趣味としているスノーボードを例に挙げると、毎年夏にカタログ号が出てシーズンイン、南半球で撮った映像なんかで今年の流行を発信、北半球がシーズンに入ると各地の映像、大会などで紙面が埋まり、春になると春スキーが楽しめるゲレンデのレポ、そして来年のギアの速報が入り夏前にシーズンが終了する。以下、ループである。
僕が開業を目指し始めたのがおよそ1年前、それまで読んだことのなかった「カフェ&レストラン」「カフェ&スイーツ」「月刊食堂」「新しい飲食店開業」・・・その他たくさんの専門誌を読むようになった。約1年読み続けたわけだが、やっぱり専門誌というのはネタを作るのがたいへんなんだなぁということ。
役に立つことがたくさんあるのだけれども、ときどき「おや、この話は読んだことがあるぞ」とか「この店の紹介はほかの雑誌でも」などということがある。それだけ話題性のあるネタやお店というのは多くないということなのかな。
さて、そのグルグルと使いまわされるネタの中で、これはフレッシュというのが開業ネタである。開業ネタであるからして、過去何回もいろんな雑誌に出てということは、基本的にはあんまりないはずだ。開業ネタであるからして今までにない形態であったり、メニューであったり、スタッフであったりと特徴があるのが多い。
そして開業ネタのいいところは、だいたいが、少なくとも今のところ儲かっているか軌道にのりつつある、という業績が上向きのカフェを紹介するところだ。
だいたいは初期投資から家賃、客単価、回転数などが掲載されているので、僕たち開業予備軍がそれを見て考えるのはこういうことだ。
「少なくともこれくらいは売れないとやってけないのね」
彼らがどのように苦労して開業にこぎつけたかなどというのは、正直役に立ちづらい。だって状況が違うから。でも、開業後どのくらいの集客をしなきゃ成り立たないのかというのは、非常に役に立つ。
1000万円借りたら200万売り上げなきゃ厳しいんだ、とか、500万の初期投資で夫婦でやるなら100万売れればなんとかなるんだな、とか、目安になる。
これはかなりテンションが上がる話だ。他人の成功事例を見て、自分だったらどうなるかと考えてみる。果たして僕もお店を開いてやっていけるのか?テンションが上がったままさっそくエクセルを開いて表に数字を入れていくわけである。
よーし僕ならこういう店でこのくらい借り入れてこんなメニューでこのくらいの人が来るはずだ、と売上をシミュレートすると、これがまあ自分予想ではなかなか黒字にならないわけだがw
こういう雑誌に出る人たちって、スゴイよな~。
たいていこういう感想でテンションが少し下がり気味で開業特集を読み終わるわけである。


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