カフェ併設

世の中、いろんなお店がある。もちろん飲食店以外のお店がいっぱいあるわけで。
「素敵な雑貨を見ながら、お茶が飲めれば」 →雑貨カフェ
「素敵な絵を見ながら・・・」 →ギャラリーカフェ
「猫と触れあいながら・・・」 →猫カフェ
その他いろいろありますが・・・
意外に聞かないタイプの併設カフェというのがある。
例えば、ゲームセンター併設カフェとか、銀行併設カフェとか、ディスカウントショップ併設カフェとか、探せばあるのだろうけどあんまり無いよね。
これは、客層の相性の問題だと思うんだよね。
僕が今、移動カフェ車を停めているのは、美容室の前である。
美容室とカフェの客層は似た様な感じではないかと思われる。事実、美容室でカフェ併設というのは結構多い。雑貨カフェ、ブックカフェ、その他よくある形態の併設カフェというのは、どちらも客層が同じ(か似ている)ということなんだろう。
さて僕の移動カフェも美容室の中にメニューがあって、中のお客さんに飲んでもらえるし、美容室を利用しないお客さんにももちろん飲んでいただける(ま、こっちがメインだ)。
美容室併設というわけではなく、美容室でも飲めるカフェが目の前にある、って感覚だろう。
しかし、しばらく営業して思ったことは「客層が似てる」である。
さて、ここで考えた。
美容室併設カフェを展開する事業ってのはどうだろうか。
事業内容はこうだ。
・各種許認可取得代行
・内外装工事
・バリスタ派遣
・オペレータ教育(専任バリスタを置けない規模では美容師兼オペレータ)
・食材、備品等の供給
美容室というのはお客さんの平均滞在時間が長い。ということで、サービスとしてお茶やコーヒーを出すところも多い(それらのクオリティは、サービスということでおざなりな場合がほとんどだろうけど)。なんだったらお茶菓子も出るかも知れない。
その飲み物がとても高いクオリティだったら?
お茶菓子が専門店のと同じものだったら?
これは回遊魚のようにいろいろな美容室に行くお客さんにとって強力なインセンティブになるだろう。
あるいは、競合との差別化を図るにはもってこいである。一度来たお客さんに対するリピート率アップの効果が期待できる。
費用対効果を考えて、初期投資一式100万円でどうだろうか。
美容室というのは利益率が非常に高い(その代わり人件費もめちゃ高い)。つまり、同じ人件費なら少しお客さんが増えればあっという間に利益が増えてくるのだ。一人投入しても、相応にお客さんが増えればあっという間に回収できる。
初期投資100万円、人件費15万円/月だとすると、年間300万くらい利益を稼ぎきればなんと1年でモトが取れちゃうというオトクな話である。
もちろん、カフェ単体としても利益が出るわけで、美容室の利益アップだけで考える必要はない。
すでにある場所(美容室)の片隅を利用するわけで、設備投資がかなり抑えられること、それと規模によるけれども、人件費が美容室とシェアできるということが大きい。
うまくやれば激安でスタートできる。
権利関係、利益の配分などはケースバイケースで決めればよかろう。
さて世の中、バリスタという職業にスポットライトが当たっているようだ。なんか、人気の職業らしい。
しかしそうそうバリスタとして腕を振るう場所は無いわけで。
前述のような美容室併設カフェであれば、単身乗り込んで「バリスタやります」というのが可能だ。なにしろ個人商店に毛が生えた程度のお店だ。切り盛りするのもバリスタ次第、一人でも繁盛店を作るのは可能だ。なにしろ黙ってても美容室にお客は来るのだから、開店早々宣伝費を沢山かける必要はなし、誰も来なくて一円も売上がない、なんてこともない。
美容室との契約次第だが、がんばったらがんばっただけ自分の報酬になるというのもいい。
なにより、初期投資が圧倒的に小さいか、雇われならゼロで、自分の店を持てるというのがいい。
ヤル気があるがお金がない、という若いバリスタに活躍の場を提供することができるんじゃないかな。
という双方の仲立ちをして、お金をいただくようなビジネスモデルを思いついたけど、どうかな。やってみようかな。


4 thoughts on “カフェ併設

  1. 面白いですね!!
    たしかに美容室で出されるコーヒーはマズいです(笑)
    これなら顧客の奪い合いにならず且つ集客に困らないですね☆
    こういうモデルが出来たらバリスタの活躍の場も一気に増えそうですね!!

  2. いつも読んでいただいてありがとうとございます。
    こういう形態を一店舗だけでビジネスにしようと思うと少し難しいのかなと思うんですが、これが数店舗まとまればある程度の規模になってビジネスとして成立しそうな気がします。
    バリスタになりたい人、あるいはスキルがあるのに発揮する場所がない人、そういう人にチャンスを提供できたらいいかなと思う次第です。
    もちろん、こーゆーミニマムなカフェが街中に沢山あれば消費者の選択の幅も広がり、カフェ/エスプレッソの消費も増えるだろうと思います。

  3. クロースアップ

    初コメントです。
    COMPAKグラインダーの検索をしていた時にたどり着いて以来、楽しく拝見させていただいてます。
    遠い先ですが自分も飲食、カフェビジネス、コーヒービジネスで起業することを目標に勉強しています。
    前のエントリーでも紹介されていた「ビジネスで大切な事はみんなレストランで教わった」も読みました。
    著者も起業時にカフェを外して考えたって書かれてるくらい、カフェビジネスって儲からないイメージがあるのかも知れないけど、新しい切り口で「儲からない」を変える事が出来る可能性を充分に秘めていると個人的に思っています。
    以前、美容室のキャンペーンで出てきた一杯のコーヒーで、カフェ技術や豆の提供がビジネスにならないか?等を自分もボンヤリ考えた事がありました。
    その考えを具体的に書いておられるのを見て思わず感動してコメントしました。
    そしてもっとバリスタの活躍できる場所が増えて欲しい!
    これからも楽しく読ませていただきます。

  4. クロースアップさんこんにちは!
    コメントありがとうございます。起業を考えられているとは、まさに同志ですね。お互いがんばりましょう!
    さて、美容室ほかとのコラボということでいつも思うのは、共同経営というのは難しいぞ、ということと、美容室がカフェをやると片手間になっちゃうぞ、ということです(普通、美容室は最高のコーヒー出そうなんて思わないですから)。
    そこで、コーヒーを提供するという部分だけを既存の他業種店舗に切り売りするというのはどうだろうと考えたわけです。
    イメージは、ショッピングモールにある移動販売車みたいなもんで、一日いくら、あるいは売上の何パーセントかを支払い、場所を借りるわけです。そういうビジネスができれば、バリスタが働く場がうんと増えそうなんですけどね~
    それではこれからも役に立つかどうかアヤシイですがブログを一生懸命更新しますんで、今後ともよろしくお願いいたします!

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