僕がコーヒービジネスを始めて役に立った5つのこと

How-to-be-useful

どんなビジネスにだって、失敗はつきものだ。しかし失敗しないためにあらかじめ手を打ってそのリスクを減らすことはできる。

前回は役に立たなかったことを紹介したけど、今回はその逆、役に立ったことを紹介します。

1.弱音を吐かない、つらい顔をしない

ビジネスには晴れの日もあれば雨の日もある。時には暗雲たちこめ雷鳴が響くようなときもある。
移動カフェでは夏暑く冬寒いわけで、体力的に楽かというと正直に言えばそうでもないと言えるのだが、だからと言って暑い寒いと言ってもしょうがない。もしつらそうな顔をしてたら、そんなバリスタのいるカフェでコーヒーを買おうなどと思うだろうか。
コーヒーが思ったほど売れない、美味しいコーヒーなのにわかってもらえない、場所がダメなんじゃなかろうか、これで果たしてやっていけるのか・・・ と心配は尽きないししょっちゅう挫けそうになる。しかしそれを毎回口に出しても得をしないわけで、というか得をしないどころか損をするに違いないわけで、損をするのに言うのは馬鹿である。だから言わない。
お金がない、時間がない、ないない尽くしでもいつも笑顔でニコニコしていれば気分は晴れやかだ。泣いても笑っても自分で決めた道だし自分のビジネスだし繁盛させなきゃご飯食べれないし、やるなら気分よくやりたいよね。
というわけで、弱音を吐かない、つらい顔をしない。そうすると、楽しく毎日立つことができる。これ大事だよ。

2.慣れるより習え

ビジネスをスタートさせる前は、どんな人でもその道の素人である。ひょっとしたら、ビジネスをスタートさせた後でも、まだまだ素人なのかも知れない。僕も始めたてのころは・・・いや今でもまだまだ発展途上だな。
ところで、僕が提供するコーヒーはお金を頂戴するものだから、あまりにも素人っぽいのはちょっと困る。ちゃんとプロっぽいのじゃないと、お金を頂戴しにくい(というかお客さんが買いに来ない)。そこで役立つのが「慣れるより習え」である。 ・・・え?「習うより慣れよ」の間違いじゃないかって? いやそんなことない。のんびり慣れる(身につく)のを待ってたら干上がっちゃう。いま必要な技術は、いま身につけたい。
その、慣れる(身につく)のをめっちゃ加速してくれる唯一の方法が、習う、なのだ。わからないことがあれば、習えば済む。習って、その後練習すればものすごく早く身につくのだ。少々、お金がかかることもあるだろうし、遠くに習いに行くこともある。時間やコストをかけて習いに行くのは自分への投資であるからして、じゃんじゃん時間やお金を使おう。僕も、ずいぶんとあちこちに習いに行ったし、今でも勉強しにあちこちに行くけれども、これをやらなくなったら、そこで試合終了な気がしてる。「独学で身につけました」なんて言うとかっこいいように思うけど、ここは格好より実益を優先して、「習って覚えました」で行こうじゃないか。

3.無差別級にたくさんの人に会う

どんなビジネスだって、人間が絡まないビジネスなど無いわけで。
僕がコーヒービジネスをやろうと思って準備しているときから今まで、なるべくたくさんの人に会うということを心がけている。やあどうもどうもホゼですよろしくおねがいします、とばかりに挨拶をし名刺を渡すわけであるが、人によってはそんな不躾なヤツは好かん!と拒否される方もいらっしゃる。もちろんこころよくどこの馬の骨ともわからぬ僕に対応してくれる方もたくさんおられた。
世の中にはたくさんの人がいるが、その人たちはいずれ「SSEのお客さんになるかも知れない人」か、または「SSEの仕入先になるかもしれない人」か、はたまた「そのどちらも、かもしれない」わけで、僕のビジネスを紹介しない手はない。ときどきは、なんだこいつ商売敵かいい顔なんかするもんかとばかりの人もいるわけだが、そういう人は「そのどちらにもならない」人なのだ。そういう人に当たることもある。しかし、僕の経験では、そういう人よりもはるかにたくさんの良い人に巡り合い、今のSSEがあるのだなあと感じている。

4.配布物とネット上の露出

とにかく名刺とショップカードとウェブサイト(とできればブログ)とSNSのいくつかと何かあればフライヤーと。
知ってもらう手段というのは多いほうがいい。お金がかかる手段ももちろんたくさんあるのだが、ここはなんとかお金があんまりかからない手段を選んで手あたり次第に露出していこう。
名刺やショップカードなどは、ちゃんとしたものを用意する。ウェブサイトは独自ドメインを取得する。このへんは硬いところ。SNSやフライヤーは個性を出して。こっちはやわらかいところ。売上につながるわけじゃないんだけど、知る人ぞ知る的な商売をやりたいのであれば別だけれども、大抵はたくさんの人に知ってもらうというのが有効であるため、自分のビジネスと自分自身を知ってもらうためのツールというのは多いほうがいい

5.一人で始めない

一人でやるメリットもたくさんあるのは承知で言わせてもらえば、ビジネスを始めるときに一人はやめたほうがいい。
僕の場合、いわゆる家族経営というような形で夫婦で始めることができたのはラッキーだった。しかしパートナーと一緒に始めることが諸事情によりできないという場合でも、まったくの一人っきりというのはいろいろとリスクが高いので、協力者を募り、二人以上で始めたいところだ。
一人でやる場合、カゼひいたらお店がお休みになるとか、かけもちでふたつの仕事を並行してできないとか、休みが無くなるとか、営業中の食事がしばしば抜きになるとか、まあいろんな不具合が想定できるのだが、そのほとんどはちょっと辛いとかしんどいとか面倒が多いとかそういう類の話である。
しかし、ここだけは複数人でやったほうが絶対にいいよねと思うことがある。そしてその一つのことのためだけに、協力者を募り、複数人で始めるべきだと思うのだ。
それは何かというと、メタ的な視点を持てるということだ。文字通りのメタ的視点であれば、本人ひとりだけでも持つことができるのだが、二人(以上)いることで、お互いにメタ的視点を持ってビジネスを見ることができる。ま、簡単に言えば独りよがりにならないで済むというメリットだ。
とかくビジネスを始めるときには猪突猛進になってしまいがちだが、ちょっと冷静に、外からの目線で自分のビジネスを見ることがどれだけ有用なことか。少なくとも僕は、パートナーの助言が無ければ、無駄な回り道をしたり、やらないほうがいいことをやってみたり、空回りしたりということがもっと多かったに違いないと思っている。
共同経営者でなくてもいい、週に一回のお手伝いでもいいから自分以外の人を入れることでビジネスが割と正しい方向に進むんじゃないかと思う。

月曜更新できずに火曜更新となってしまった・・・


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