脱サラしてお店をオープンする人の8割がなぜ失敗するのか

脱サラしてお店をオープンする人の8割がなぜ失敗するのか、というタイトルの本。
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サラリーマン時代、実績の残せなかった人が飲食業に飛び込んで、簡単に成功するほど甘くはないが、実績の残せた人・優秀だった人でも意外と失敗する人が多い。なぜ失敗するのか?どうすれば成功するのか?大阪産創館「あきない虎の穴」で長年にわたり脱サラ開業をサポートしている著者が、開業前に身につけたい考え方やノウハウ、開業後の困難を乗り越えるアクションプランを懇切丁寧に解説。夢を実現し“ハッピーオーナー”となる道筋を示す。
ま、素人が飲食店を出したら普通失敗するわな。サラリーマンは飲食業のプロではないわけだから。
で、開業コンサルなんかをやっている企画屋さんな著者が、失敗しそうな点を箇条書きで書いている本である。
かなり基本的なミスを羅列してあるので、脱サラ開業を考え始めたところ、と言う人が一読するのは良いかも。しかしある程度アイデアが詰まってきている段階の人にはちょっと向かないかな。
それにつけても、この本の冒頭で出てくるのだが、脱サラで3年生存率は2割だそうだ。
この本では(つまり著者は)脱サラで飲食店開業は3年のうちに8割ツブれるのだからキビシイですよ、と言っているのだが、私にしてみれば逆の印象がある。
素人が始めた飲食店が3年で2割も生き残っているのである。すごいとしか言いようがない。例えば、Jリーグにたくさんの素人が参入して3年後に2割のプレイヤーがレギュラーを獲得しているなんてハナシはあり得るだろうか。あるいは、素人がやみくもに船で漁に出て、2割の素人船がほかの船と同等の水揚げをするなどあり得るだろうか。
Jリーグに素人が参入しても、レギュラーどころか練習にもついていけないだろうし、素人が船に乗って漁に出たりしたら、漁どころか命の危険がある。
だが、飲食店は2割もレギュラーになれるし、命の危険はまったく無い上にもしかしたらほかの船より水揚げが多いかも知れないのだ。こんないい話があるだろうか。
サラリーマンの数が5500万人、企業の数が150万ということは、社長になれるのは約3%、ということはサラリーマンが社長になれる率より何倍も飲食店で成功する率のほうが高いというわけ。
むしろ、脱サラして2割もの人が成功するのはなぜなのか、という本を誰か出せばいいのにと思うのだがいかがなものだろうか。


3 thoughts on “脱サラしてお店をオープンする人の8割がなぜ失敗するのか

  1. おもしろい考え方ですね・・・・ごもっともです
    ぼくは300円BARを考えてます・・・・

  2. 300円barですか!
    今、そういう感じの均一料金のお店って流行ってますもんね。オーセンティックな感じも出しつつ価格は均一とかいいかもしれませんね。
    よろしければブログなりツイッターなりでその後の経過がわかるとすごく嬉しいです!

  3. 【ねこのみせ】猫カフェ3年生存率。

    ■猫カフェ一覧修正———————– ■北海道西28丁目【ニャイダーハウス】さん。2011/04/24OPEN。ツキネコカフェさんプロデュース。 ———————– 全国猫カフェマップの更新してる時に、ふと思いました。  「通説によると、飲食店の生存率は3年で30%。   ならば、猫カフェの生存率は?」 答えは、…

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