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Japan Latte Art Championship 2010 ジャパンラテアートチャンピオンシップ

Japan Latte Art Championship 2010
ジャパンラテアートチャンピオンシップ2010に行ってきた。
と言っても僕が出場したわけでは無く、出場者のサポートとして参加してきたのだ。
レポはいろんなブログやなんやでアップされると思うので、僕なりに気が付いたことをいくつか書いてみる。だいたい、写真撮影がかなり制限されており(基本的には禁止)詳しいレポをアップするとしても文字ばかりになってしまうのでそんなに文章ばかり読みたい人もおらんだろうし。
・WBCとの違い
「カジュアルな感じで」「声援よろしく」「WBCとは違った雰囲気で」などと主催者が言っていたのだが、プレゼンはほとんどの出場者がWBCと同じようなスタイルだった。そういうプレゼンスタイルでないと得点が稼げないということなのかな。サービスやホスピタリティというような項目がある時点でカジュアルな感じにはなり得ないと思うし、WBCと同じような雰囲気になってしまうと思う。
・独創性
某最大手ハンバーガーチェーンのCMで起用された某バリスタが描いた放射状のロゼッタと同じという出場者がいたり、ただロゼッタをたくさん描いたり、ロゼッタを四角に配する、三角に配するといった、既存のデザインを組み合わせただけというのは、さすがに独創性に欠けると言わざるを得ない。
たくさん描くのは難しいだろうし、三角や四角にきれいに描くのも難しかろうと思うが、シグネチャーというカップに既存のアイデアで勝負するというのはどうなのだろうか。
シグネチャービバレッジのジャッジ項目にも「独創性」というのがあるのだが(0から10点がつく)、本来必要の無い項目であろう。誰かが得意としているデザインが自分のシグネチャーだなどということがあり得るだろうか。
・有利/不利
もうこれはどうこう言ってもしょうがないと思うのだが資金力のあるところが有利になるのは仕方がないのだろう。つまり、アウレリアで練習できる人とそうでない人で差がついてしまうのは仕方がないということだ。おそらくトーエイ工業さんにお願いすれば練習させてもらえると思うのだが、それにしても遠距離の人は練習に行くのすら負担が大きい。
もうひとつ、大きいチェーンやエスプレッソやラテアートに力を入れている店だと、その中のレベルが高かろうと思うので(上位入賞常連というところがいくつか思いあたる)、レベルアップも容易だろうと思うが、そうでないところのバリスタは大変だろうと思う。
そのほか、撮影を規制しすぎだろうとか、会場狭すぎだろうとか、見せ方の問題として観客席のまん前にジャッジが林立して観客席から見えないとはどういうことだとか、東京タワーの前で写真撮るとおのぼりさんっぽいねとかいろいろあるが、サポートとして一日参加してみて一言、参加者の皆さんお疲れ様というのと、スポンサーさんやボランティアさんなど運営のみなさんご苦労様でした、と。
来年出るかって?
・・・うーん、どうだろうなぁ。出たい気持ちもあるけれども、少なくともシグネチャービバレッジが自信もって発表できるようでなければ出ないだろうなぁ。
それとウデがもっともっとはるか上まで上がってなきゃそもそも出れねーってかw


Published in エスプレッソ技術

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