移動カフェの始め方! スタッフの準備編

「移動カフェを始めるのって大変なの?お金かかるの?法律ってどうなってるの?」
ツイッターでこんな質問を何回も貰ってる。
移動カフェをやりたいっていう人はけっこういそうなんだけど、実際にはなかなか始められないのかなあ。やっぱり、未知の領域には高いハードルが何本も横たわっているように見えるのだろうか。
意外と、簡単なんだけどね。
と言うわけで、三回に分けて、移動カフェについてお話しようと思う。
「移動カフェやりたいなあ」と思っている人は、ぜひ読んでいただきたいっす。
まず第一回目は、スタッフの準備編です。

◆     ◆     ◆

移動カフェに最低限必要なものが三つある。
ひとつは「人」、もうひとつは「車両」、最後に「場所」である。
今回はひとつめの「人」についてである。
フランチャイズに加盟するにも一人でイチから始めるにも、スタッフが取得しなければならない資格がある。「食品衛生責任者」である。

食品衛生責任者(しょくひんえいせいせきにんしゃ)とは、食品衛生責任者養成講習を受講した者などで、食品衛生責任者として選任されている者である。食品衛生法に定められた許可営業者(食品衛生管理者の設置義務がある業種以外の飲食店営業など)は、営業許可施設ごとに食品衛生責任者を選任し保健所に届け出ることになっている。
食品衛生責任者-Wikipedia

保健所に電話して、近くの講習会場の開催日程を聞こう。講習は丸一日かかるので、都合をつけて受けに行く。これは受ければ必ずもらえる資格なので、最初から最後まで席に座ってれば落ちることは無い。眠くなるけど、がんばって取ってこよう。
これさえ取れば法的には移動カフェを始める準備は完了。調理師免許とか要らない。栄養士とか要らない。えらく簡単でしょ?
ではそれ以外の準備をば。
移動カフェであるからして、飲み物がコーヒーメインとなってくるわけなのだが、ご存知の通りコーヒーにはいろんな抽出方法がある。
ペーパードリップ、プレス、サイホン、ネルドリップ、エスプレッソ、最近ではエアロプレスやケメックスなんかが流行ってるのかな? そのほかにもまだまだたくさんの抽出方法があるわけで。
いったいどの方法でやりますか?ということになるわけだ。
ここで重要なのは、移動カフェでは水をふんだんには使えないということ。もうひとつは場所が狭いですよ、ということ。
水をふんだんに使ってもいいけど、準備と片付けがえらく大変になりますよ、と。場所を広く取るには車を大きくしなければいけませんよ、と。
プレスとか、一回ごとに分解して洗うとすると、けっこう水を使いそうだ。抽出器具をならべて薬缶やコンロも置くとなると、あんまりスペースを食ってしまうのは難しいかも知れないね。
というわけで、エスプレッソかペーパードリップを選択する人が多いんじゃないかな。
洗い物が少ないというのがかなり大きなメリットになると思う。エスプレッソマシンって、思ったより場所も取らないしね。
では、コーヒーの抽出方法はとりあえずここで決定してしまおう。
ついでに、フードは何をやるのか、ドリンクはほかにもやるのか、調理するものがあるのか、そのあたりをざっくりと考えてみよう。
このへんがある程度決まってくると、移動カフェの車内で何を置かなければならないか、何をしなければならないかが見えてくる。
それでは、必要なものを買い揃えてしまおう。あとで無駄になるものが出てくるかもしれないが、無くてはテストも出来ないので、作ろうと思っているもの、やろうとしていることがテストできる程度には揃えてしまおう。
食器類、キッチン用品はIKEAに行くとオシャレなのが安く売ってる。近くにIKEAが無ければ、amazonをくまなく探せば、いろんなものが手に入る。
よそのお店に行ったときに気になるものがあったら「これどこで買えますか?」と聞いてみるのもいい。
エスプレッソマシンやコーヒー器具などは、英語力に自信があれば海外通販もいいかも知れない。安い。
ESPRESSO PARTS
CRIS COFFEE SERVICE
これらは日本へ直接送ってくれるので、間に代行業者を入れなくても済むため、非常に簡単に買い物ができる。
食材はスーパーでも構わない。業務用の卸業者から買えるようになるには、ある程度実績などが必要だから、まずはそのへんで買ってこよう。
コーヒーはどうするか。
自分で焙煎する人は生豆をどこから調達するか。
焼き豆を買う人は、どこから仕入れるか。
生豆もネット通販で買えるところがけっこうある。たとえばワイルド珈琲とか。
海外通販も使える。Sweet Maria’sとか。
ワイルド珈琲
Sweet Maria’s

焼き豆を買うなら、近所でも遠くでも(遠くならメールや電話のやりとりになるだろう)、お目当てのロースターにコンタクトを取って、仕入れたい旨相談するといい。
揃ったらテストだ。
テストの目的は、できるかどうか。できないことはやらない。できればそれでいい。
美味しいかそうでないかは人それぞれだし、量の多い少ないなんかも考え方次第だろう。そのようなことは、追々考えるとして、まずはできること。できないことは、この時点でできるようになりましょう。
あとは、実際にオペレーションがこんな感じになるんだーというのを実習しよう。しとかないとあとあと車を作るときに現物合わせするにも合わせらんないからね。作業台って何センチ幅があればいいの?って予想じゃなくて実際に何センチってわかってないと困るでしょ?
ここまでくれば、人の準備はだいたいオッケー。
できれば収支とか原価計算とかちゃんとやっとくと計画がピッチリするんだけど、いきなり生活してくだけのお金を稼がなきゃってわけではないなら、そのへんは後回しでもいいかなあ。
(生活費を絶対に稼がなきゃならないなら、それ相応の計画を立てましょう)
では、次回、車両の準備とか、そのヘンの話をしよう。


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