【お知らせ】タイトルに一部変更があります。今回、福岡県のコーヒー店をまわる旅を本ブログにて「福岡カフェ巡り」というシリーズで書いていますが、珈琲蘭館だけは敬意を表して「福岡喫茶店巡り」とさせていただきますことを、悪しからずご諒承いただけますようお願いいたします。
さて、REC COFFEE薬院駅前店を出たのが10時前、いいペースである。なにしろ飛行機に乗るために14時50分までに空港にいてね、って搭乗券に書いてあるわけで、そうすると昼過ぎくらいまでがリミットだろうなあと。
REC COFFEEは西鉄大牟田線の薬院駅から徒歩すぐなので、次なる目的地、大宰府の珈琲蘭館までのアクセスが良い。さっと電車に乗って、二日市駅で大宰府線に乗り換えて二駅、およそ30分の旅だ。
大宰府駅に着くとそこはもうめっちゃ観光地! 外人さん多いし! カメラで写真撮ってる人多いし! こっちもテンション上がる! 観光したい! お土産買いたい! 太宰府天満宮におまいりしたい!
と後ろ髪をひかれながらも駅を降りて電車が来たほうに線路沿いに戻る感じで歩く。こっち方面は天満宮の方向と逆になるので、歩き始めてすぐに人通りが少なくなる。
ものの5分もしないうちに、到着。時刻は10時半。
堂々たる風格の喫茶店、自家焙煎珈琲蘭館である。
>>自家焙煎珈琲蘭館
店に入る前からワクワクである。この外観、そして中にいらっしゃる(はず)のは田原さんである。
そしてお店に入ると、やっぱりいたー! 田原さんー!
というわけで、いきなり僕が入ってきたのを見て目を白黒させている田原さんのカウンター越し目の前の席に座って、コーヒーとモーニングプレートを注文。
※モーニングプレートはおなか空かせた僕を気遣って特別に作ってくれたようです。感謝。
そして、ネルで淹れてもらったコーヒーを味わう。
実はこのネルドリップ、僕の知るネルドリップの淹れ方とは全然違う。
田原さん、蒸らしもそこそこにめちゃめちゃドバーっとお湯を注いでいく。なので、ウソっ!って思うほど抽出が早い。でもだからと言って豆をたくさん使うわけでもなくて、それでいて飲んでみると味が過不足なく丸く出てて抽出不足な感はまったく無い。
この後でペーパーでたててもらったものを飲んだんだけど、同じような淹れ方だと味が尖って出てしまう。
田原さん独特のメソッドがあるのだろう。このネルドリップは日本中の人に飲んでもらいたいなあと思った。
特に抽出の仕事にかかわっている人、田原さんのコーヒーを飲みながら話を聞くと、目からうろこがポロポロと落ちるかも!?
そして話は抽出からグラインダ、そして焙煎へ。テンションMAXで盛り上がります。
そう言えば昨日、田原さんとも仲の良いTOWNSQUARE COFFEE ROASTERSの森君から、こんなことを言われたのを思い出した・・・
「田原さん、めっちゃ熱い人ですよ! コーヒーの話面白いですよ! でも、今回は時間が無い旅ですからあんまり田原さんと話してると、ほかに行く時間がなくなっちゃうかも(笑」
時計を見ると12時になろうとしている・・・
あれれ~? 蘭館さんに1時間半も滞在しているぞ~?
って飛行機の時間が迫ってるじゃないですか!!!!!!
というわけで、あわてて記念写真を撮って、珈琲蘭館を後にした。
もちろんこの後、大宰府天満宮にも寄ることはなくすぐ電車に乗ったのは言うまでもない。
福岡市内から30分くらいで来れるから、福岡カフェ巡りをしようという皆さんは、絶対に珈琲蘭館に来てみてくださいね。
福岡市内にあるたくさんの美味しいカフェとはまた少し違う、独特の田原ワールドを体験してみてください。そして驚きのネルドリップコーヒーを飲んでください。
よーし、福岡空港への帰り道、時間ないけどまだ寄りたいお店があるぞー!
Comments