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MANLY COFFEE / 福岡カフェ巡り⑦

「もうあんまり時間無いんで、バスもあるんですけどタクシーがいいと思います。白木原から西鉄大牟田線に乗り高宮駅で降りて、そこからタクシーで行ってください。タクシーの運転手さんには、山越えでって言うといいですよ」
と豆香洞の後藤さんに言われて急いで電車に乗り、高宮駅で降りた。
時間大丈夫かな、2時50分には福岡空港にいなきゃならないんだけど、と思いながらタクシーに乗り、すぐ着くだろうと財布をポケットから出して小銭を出す準備万端。
・・・準備万端ですよ。
・・・まだ着かないの?
・・・タクシーでもそんなにかかるとこなの? まじで? マンリーさん寄ったら飛行機遅刻すんじゃないの? って言ってももうこっち向かっちゃってるし今更空港に方向変換するのもやだし、ええい後は野となれ山となれだ!
というわけで、もう本当に時間のない中、タクシーでマンリーさんに到着! すでに2時まわってる! すぐマンリーに行って挨拶して帰る!
と思ったけどマンリーさんのお店の前にタクシーで着いたのに、時間が無いから気ばかり焦ってお店が発見できずわたわたして結局お店に電話して場所を確認しちゃった(笑
アパートの一室で営業しているというマンリーコーヒー、中に入ると意外や意外、焙煎機があり抽出器具が並び奥には席もちゃんとあるという、小さいながらも自家焙煎店として堂々たる内容である。
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>>MANLY COFFEE
twitterを見て僕が福岡をうろうろしているという情報は入っていたらしく、ほんとに来たのー!?と、SCAJ以来の再開を喜んだり、すごいね焙煎機あるね客席もあるねなどと話をしたりしてたんだけど、はっきり言ってもう時間が無い!
「飛行機乗るのに2時50分に空港なんだけどやばい?」って聞いたら、こっからバスで25分、地下鉄が5分くらいだから大丈夫だよ!間に合うはず!と言って須永さんがバスの時刻表を調べてくれたら、バスが2時14分、よしこれは間に合うはずだということになり、なんとなんと滞在10分足らずで退散しました(笑
本当に時間が無くて、コーヒー飲みながらお話したかったんだけど、「コーヒー飲む時間ある?」「いや無い!」「じゃあテイクアウト持ってけ!」という流れでコーヒーを一杯淹れてくれて、なんとかマンリーのコーヒーを(バスの中で)味わうことができたのは嬉しかった。
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とにかく時間が無く、「バスってどこで乗るの?」「あそこ、公園のとこ! ○○番っていうのがくるからそれに乗ってね、駅に行くから!」「わかった!じゃね!」「またね!」
みたいなほとんど会話になっていないような会話でお別れ。
でもちゃんと記念写真は撮る(笑
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コーヒー、美味しかったですよー!
(バスの中で気が急いて仕方なかったところ、このコーヒーが精神安定剤でした)
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そしてここからが怒涛の帰郷への遠い道!!!
14分に来るはずのバスが20分ちかくなってから到着、39分に福岡駅に着くはずが更に遅れを増やして到着時点で2時50分。
いくら安売りジェットスターと言っても、飛行機の切符をもう一回買うのは痛すぎる。でも福岡駅前のバス亭からビルの入り口にある地下鉄乗り場を目指して全力で走っている時点ですでに搭乗予定時刻である。これはもう笑うしかない。
地下に向かう階段を二段飛ばしで走って降りて、ちょうどきた電車に飛び乗る。良い子はもちろんまねしちゃだめだ。
そして3時を回ってから地下鉄の福岡空港駅に到着、ドアが開くのももどかしくまたしても全力ダッシュ。こんどは登りだからダッシュがキツい(汗
地階に出たところで係員にジェットスターの搭乗はどっち?って聞いたら「向こうの端ですね」と非情なお知らせ、ここですでに相当息が切れてるけどあきらめるわけにはいかない、たぶん土下座すれば乗せてくれるはず! あと数百メートル、ダッシュ!
というわけで、搭乗口に着いたのが3時10分、もちろんすでに搭乗が始まっており、ギリギリセーフで飛行機に乗ることができた。
福岡カフェ巡りはとても楽しかったけど、最後にこんなハラハラドキドキのアトラクションがあるとは・・・
ちなみに後日談だけど、マンリーコーヒーの須永さん、バスで帰った僕を見送ってからジェットスターの時刻表を調べたら「こりゃ間に合うわけがない(滝汗」と思って、僕の飛行機代(取り直す分)出さなきゃならないかなと冷や汗かいていたらしい(笑
というわけで、足掛け二日、合計7軒の素敵なカフェを巡ることができた。
福岡名物は何も食べなかったし、福岡の名所も何も見なかったけど、最高の旅でした!
福岡のコーヒー文化がさらにさらに盛り上がりますように、牛久から祈ってます!


Published in カフェ屋さん

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