コーヒーハンター -幻のブルボン・ポワントゥ- という本を読んだ。
子供の頃よりコーヒーに魅せられた作者が、エルサルバドルへの大学留学を機に世界中を駆け巡り、絶滅したと思われたコーヒーの原種に近いブルボン・ポワントゥを復活させるまでの話だ。
作者のホセ川島氏は、なんとも熱い人である。コーヒーのためなら死ねる、という人である(と勝手に思っている。ホセ川島氏が言ったわけじゃないです)。
UCCにスカウトされて勤め人になっても、本を読む限りほとんど勤め人的な仕事はしておらず、(当時の)UCCの社長の道楽で川島氏に特命を与えて、あるいは川島氏のわがままをきいて、好き勝手にやらせてたという感じである。その活動というのがまた、コーヒーのためならいつでも死ねる的な熱い思いを世界中に植えつけるのが仕事だぜ、という熱血っぷり。もちろん技術も知識も世界で指折りなのだろうが、それよりもなによりも川島氏の熱い思いありきという仕事っぷり。
詳しくは読んでください。なにしろ熱い人です。
さてその中で出てくる、ブルボン・ポワントゥ。
これはフランス領レユニオン島にあるUCCの契約農場で生産されており、UCCが商品化している。
それがコレ。
なんと専用計量スプーンがついて、100グラム7350円。うーん、飲んでみたいけどちょっと買えないなぁ・・・
コーヒーハンターと100グラム7350円のブルボン・ポワントゥ
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