今日は2軒飲み比べ。
まずは有楽町のデルソーレ。
言わずと知れた横山千尋氏の店である。本店は六本木だけど、今日行ったのは有楽町店。
午後3時半くらいに行ったら、お茶の時間なのか、ほぼ満席。すごい人気だね。
スタンディングでまずはエスプレッソをシングルで。
なんかクレマの色が薄い。砂糖を落としてみるとストンと落ちる。層も薄い。飲んでみるとバランスが良い味だけど、ちょっと大人しく感じる。ガツンとは来ないでスーっと喉を通っていって、ホワーンと後味が残った。
次にマキアートを貰った。
結構ミルク感たっぷり。エスプレッソ1に対してミルク1くらい入ってる。フォームドミルクはウェットなものをジャグから直接カップに注いでいた。
マキアートのほうが美味しく感じた。(というかラテっぽいんだけど)
マシンはチンバリ。グラインダもチンバリ。どちらにもFMIのシールが貼ってあった。
ブログやクチコミサイトなどを見ると、接客がイマイチという声が見受けられるが、なんか判る気がした。若いスタッフばかりで、雰囲気が落ち着かない。来ているお客さんも、エスプレッソを味わいに来ているという人がかなり少数派と見受けられた。ただ、店自体もバールというよりカフェに近い形態(フードに力入れてる感じ)なので、それはそれで仕方ないのか。
接客してくれたホール係は、フレンドリーと馴れ馴れしいを履き違えてる感じがして、ちょっと自分的には押されぎみだったけど、若い人にはこのくらいでちょうどいいのかな。
さて、次に向かったのが神田小川町にあるペレズエスプレッソ。
ここは1年くらい前にオープンしたそうだ。実はスノーボードが大好きなので、この界隈(神田スポーツ用品店街)は時々来るんだけど、ここは気がつかなかった。
カウンターに陣取って、まずはエスプレッソを。12gの豆で60ml~80mlを抽出しています、ということなので、リストレットで貰った。
さすが、クレマが厚い。色も濃くて、砂糖を乗っけてもなかなか沈まない。かなり期待して飲んでみると・・・うまい!
ガツンとエスプレッソを舌で感じて、ゴクっと飲むと口の中にいい香りがブワっと広がる。味は濃くて、エスプレッソ飲んでる~って感じ。でもマイルド。あんまり苦味や酸味は感じなかった。
次はマキアートを、リストレットで貰った。
ここはフォームドミルクがドライで、スプーンですくってカップに落としていた。
カップがガラスだったので、クレマの層の厚さがよーく見えた。それに染みと言わんばかりの少量のフォームドミルク。
ミルクの甘みのせいか、少し酸味が立っている気がした。フォームドミルクがドライなため、口当たりが少しボソっとする。このへんは好みだろうけど、ミルクはウェットのほうが好きだ。
ここのマシンはFAEMAのE61レジェンド、だそう。
これ、かなりかっこいい。店の内装が赤をアクセントにしているので、マシンと合ってて、グッドだ。
接客は、ちょっとマスターがシャイな感じで、バールというより喫茶店という感じがして落ち着ける。
オープンして1年、常連さんらしき人がカウンターに二人いたが、街には溶け込んできつつあるのかな。おだやかな雰囲気で、いい年の大人が一人でエスプレッソを楽しむには、程よい空間に感じた。
ペレズエスプレッソとデルソーレ
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