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カプチーノに関する考察。(最近の失敗を踏まえて)

まずはこれ。今日のカプチーノ。
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ま、これが今のジツリョクである。トホトなのは仕方がないが、ここからどうすれば良いか考えてみる。
さて、今日、豆を買いに行ってきたついでにカプチーノをいただいてきた。
いつもの豆売りがメインのカフェである。最近シティくらいのを続けて飲んでいたので、ひとつはフルシティのハウスブレンド、もうひとつはエルサルバドルのシティ。フルシティのエスプレッソは、ウチでは久しぶりなので楽しみだ。・・・ま、それは置いといてカプチーノの話。
バリスタ(キュートな女性である)がカプチーノをつくるのを、じっくりと見学させていただいた。
まず、ミルクのスチームについて。
驚いたのは、最初にミルクにワンドを突っ込んでから最後まで、たいして位置を変えてないように見える。・・・のだが、実際はもちろん動かしている。しかし、ハタから見てなんでたいして動かして無いように見えるかというと、まずピッチャーの角度が変わらないこと、次にワンドの深さがたいして変わらないことからだ。
自分では、最初に「空気を入れなきゃ膨らまない」という強迫観念があって、最初の1~2秒で思いっきりブクブクにしてしまうときがあるのだが、バリスタは意外と深くワンドを入れてあんまりブクブクさせていなかった。だからだんだんとミルクが膨らむので、「え?膨らんでなくない?」と途中まで思ってたくらいだ(最終的には見た目で2~3割くらいの容積アップかな)。そのおかげでミルクは最初から最後まで泡立つことなく非常にクリーミーな状態だった。
自分の場合では、最初は(ときどきだが)ミルクが飛び散るくらい浅かったりして、やっべー奥に突っ込まなきゃって底まで挿してミルクが回らずピッチャーをこねくり回したりして、忙しいったらありゃしないという状態だ(笑
次にラテアートについて。
手順としてはこうだ。
カップを傾ける→真ん中あたりを狙って高めから落とし始める→半分くらいでカップの傾きをもどしつつ真ん中へんに落としたままピッチャーを振りはじめる→そのまま振りつづけ、最後に少し手前に引いてきてカップの手前から奥にスーっと抜く→できあがり
今日、よーく観察して意外だったのは、ロゼッタを描きはじめてからほとんど最後のほうまで真ん中へんで描いていることだ。
奥から描きはじめてどんどん手前に引いてきていたのだが、そうしなくてもちゃーんとロゼッタは描けるのだ。(あ、自分の場合はロゼッタが描けてないか汗)
それと、カップに半分くらい注いだあたりとかなり早い段階からピッチャーを振りはじめていた。10回以上振っていたのだが、ミルクを残り半分使って振るわけだから、それもできるわけだ。自分の場合は最後の4分の1くらいから振りはじめているので、ちょっと次回から早めてみようと思う。
味はの比較はと言うと、自分の場合は同じ豆を使わせてもらっているので、エスプレッソはなかなか美味しいのが抽出できていると思う。K10&オスカーのコンビはなかなかやってくれる。(最近は抽出も安定してきた)
しかしカプチーノの味は、やっぱり相当違いがある。それはもうミルクの違いと言ってもいいだろう。
ミルクのスチームさえ安定してベルベットにできれば・・・というところだ。何を描くかはその後だ。くち当たりとミルクの甘みをもっともっと高いところにもっていかないと、まずは美味しいカプチーノとはとても言えない。
カフェを開業するなんて言うレベルじゃねーぞ、がんばれオレ(泣


Published in エスプレッソ技術

2 Comments

  1. ええ、私もブクブクにしていたうちの一人ですw
    上手なバリスタの方たちは流れるような動きで作業しますよね。見習わないと……
    不定期に更新するブログみたいなものを始めたのでついでに貼っておきますねw

  2. カプッチオ カプッチオ

    まいどコメありがとうございます!
    ブクブクはやばいですねw
    ミルクの口当たりが悪いし、ラテアートしにくいです。
    プロの動きをよーく観察するのは勉強になりますよね。カフェに行くとバリスタの動きが見える席に座ったり、カウンター越しに観察したりしてます。
    でも同じようにはできない!そこが悲しいですが、何事も努力次第ということで。

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