成功するか失敗するか。

先日、仕事中に本屋でちょっと立ち読みで本を2冊読んだ。
一冊目はこれ。
今日、ホームレスになった―15人のサラリーマン転落人生
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中高年とよばれる世代が、会社をヤメて(追われて、解雇されて)から人生の歯車が狂い、行き着く先はホームレスしかなかった、という実例が15人分載っている本だ。
読んでいるこっちの気分が悪くなるような本で、立ち読みモードの斜め読みのスピードがいつもの倍くらいになった。
つまるところ何が書きたかったのかと考えるに、ざっくり言うと日本の中高年で公的な年金等のケアがなされない場合、仕事が無く支援してくれる家族が無ければ(離婚等家庭が崩壊したとか、家に戻れないとかも含む)、ホームレスになるしか道は無いということを言いたいようだ。そのテーマに沿って、現実に取材したサンプルを紹介しながら警鐘を鳴らしているといった本のようだ。
中高年は会社を絶対にヤメるな、プライドなんか捨ててしがみつけ、ヤメたらホームレスになるしかないよ!この本を読んで、他人事と思わないで!むしろそういう人こそ明日にはホームレスになってるかも知れないんだ!
というメッセージが読み取れる。
もう一冊がこれ。
自由であり続けるために、僕らは夢でメシを喰う
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自分が自分らしくあるために、やりたいことでメシを食おう。カネやコネや知識がなくともやる気さえあればなんとかなる。まずは行動してみよう。明日がどうなるかわからないギャンブルのような人生のほうが刺激的でいいじゃないか。
という少々ロックなテーマで、小さな店(小売、飲食)を準備から開店まで図解や写真などをふんだんに使って紹介した本だ。
おそらく20代から30代前半あたりまでをターゲットにした本じゃないかと思われる。
よくありがちな、まっとうな手引書とか指南書、ガイドブックというよりも(良い意味で)宗教とかロックコンサートのような、麻薬的な魅力がある。とにかく会社をヤメて店を持て!という超強力なメッセージに、読了後「ハイわかりました!」と辞表を書いてしまいそうなイキオイがある。
  ◆  ◆  ◆
なんでこんな本を読んだかと言うと、どうも熱しやすく冷めやすいところがあるので、今は「カフェカフェ!」と思ってても、それがどの程度本気なのか自分でも量りかねるところがある。
カフェをはじめるということはもちろん「会社をヤメる」ということで、いままで会社員を長年やってきた身としてはけっこう勇気がいる行動なわけだ。たとえば趣味なら、熱中していても少しばかり金遣いが荒くなったり休日の時間を潰すくらいなもんで、会社をヤメたりはしないのだが、今回は入れ込んでいることが仕事だから話がタイヘンだ。
そこで熱中していることにプラスなほうとマイナスなほうに自分を揺らしてみて、いったい自分は本当に「そっち」に向かっていいのか、行けるのかを、ときどき自分で確認しないと後々タイヘンなことになりそうだ。自分の舵取りに客観性を多少付け加えている、ということかな。
成功するもしないも、未来のことはわからないから、準備は十分にしたほうがいい。準備しないよりも成功する可能性が高くなるからね。
でも、準備を周到に行っても成功するかしないかは八卦となると、もし失敗したらどうなるかを考えておかなければならない。
成功したらどうなるかを改めて考える必要は無い。だっていつも考えているもんね。2号店はどこに出そうか?とか、カフェ以外の形態の店舗もやりたいとか、東京進出とか(笑
とりあえず成功したらお金の心配はない(はず)。だから成功したらどうしよう?って心配することはない。
ならば、失敗したらどうなるのかということがクリアになれば、いざやってみたときに成功/失敗したらどうなるかという心配はしなくて済みそうだ。
次回、そのへんのところを考えてみよう。


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