Skip to content →

2010年の1月から3月を振り返る。

こーゆーの年末っぽいよねw
このブログをご覧の皆様は、昨年末のエントリでこんなことが書いてあったのを覚えているだろうか。

どうせ書くなら来年の抱負を書いて、今年のブログをオシマイにしよう。
来年はまず、移動カフェ開業しなくちゃ。そしてできれば自家焙煎。もっとカッピングをして舌と鼻を鍛えなきゃ。バリスタとして一人前になるぞ。それと大事な固定店舗への準備。お金ももっと貯めなきゃなんないぞ。いろいろあるな。がんばれ自分!

今年の抱負は、これだったわけだ。なんか一年の終わりにコレ見ると、できたこともありぜんぜん手付かずなこともあり、新しくやり始めたこともあり、年頭の抱負なぞアテにならんなーと思ったり。
では、今年一年、何があったのかを、自分自身の記憶の整理も兼ねて、月ごとに書き出してみる。まずは1月から3月まで。
まず1月。
移動カフェのベースになる車が年末に納車になったため、移動カフェ車にするために突貫工事をしていた。
このとき既に、だいくらスキー場から「2月のイベントには移動カフェ車で来てください」というオファーを受けていたため、とにかく保健所とホムセンを行き来する日々。そのほか税務署やらなにやらで、とにかくあちこち行って忙しかった。
がんばったおかげで一ヶ月少々で車としては移動カフェができる程度に装備することができ、各種許可等も貰うことができたのだが、肝心のバリスタとしての腕にまだまだ大いなる不安があり、営業するのはいかがなものかと自問自答してしまうレベルであった。形はできているのだが、プロとしてお金を頂戴するレベルなのかどうか・・・はっきり言って自信が無かった。
そして焙煎機が手元に来たのがこの月である。掃除をして動くことを確認。
2月、とうとうプロデビューである。
だいくらスキー場にて初めての営業を行う。気分は「ホームだし友達ばっかりだしもう失敗してもいいや、後は野となれ山となれ」であった。急ごしらえで出店したため、車が停まっているが移動カフェなのかどうかまったくわからない、という外見で、売上のほとんどは身内、友達、スキー場のスタッフ(これも身内みたいなもん)だった。一般のお客さんに出すときにはもう冷や汗もんで、いちいちあとを追いかけて感想を聞きたいくらいだった。
もうひとつ、ジャパンラテアートチャンピオンシップに出場するバリスタのサポートとして、予選に臨んだ。ラテアートを得意とするバリスタが集まって、日本一を決めるという大会だけあって、予選会場には有名バリスタがちらほらと。「おおっ、雑誌で見たことある!」などとちょっとミーハー気分になったが、そこはそれ、サポートの役割をきっちりと果たしてきた。見ると出るでは大違い、なのは当たり前だが、僕は出場するほど腕が無いため、出るという経験が出来そうにない。そこでサポートという形で出場者と同じ目線で大会を体験することができたのは非常に良かった。
3月はまただいくらスキー場に出店。そして記念すべき牛久駅西口に初出店。最初は遠方だが仲間内と言えるようなイベント出店で慣れといて、やっと地元で営業開始できたわけだ。
一応これはなんとか見知らぬお客さんにも飲んでもらえる(そしてお金を頂戴できる)レベルに達しているのではなかろうかどうだろうか?と、疑心暗鬼になりつつもギリギリの綱渡りでほんとギリギリ落ちないくらいの危うながらも、商品としてなんとか渡せるレベルのものを出せていたのではないかと思う。自分としては「よその××みたいなコーヒー飲むくらいならウチのすげえエスプレッソを飲め!」という思いもあり、しかし「まだまだバリスタとしては未熟だ、これでお金をもらっても良いものか」という思いが交錯しており、これでお金を貰うのは有りか無しかといえば、まあ有りなんじゃないでしょうか、くらいの気持ちだった。
そして月末に丸山コーヒーのセミナー。これがすごく刺激的だった。コーヒーそのものというより、コーヒーを取り巻くさまざまなものに目を向けるようになり、コーヒーがカップに注がれるまでではなく、コーヒーがある生活や文化というものに取り組もうと思ったのは、このセミナーのおかげだろうと思う。
また、このセミナー自体がツイッターに出没していた丸山珈琲代表の丸山健太郎氏にフォロワー(コーヒークラスタ)が絡んで、要望が多かったため開催してくれたという、ツイッター発のセミナーと言ってよいだろうと思う。毎夜のごとく宵っ張りのコーヒークラスタが熱いコーヒー談義を戦わせ、一種、コーヒー業界の第一次ツイッタービッグバンとなったような時期ではなかろうか。みな、熱にうかされたようにつぶやいていた。そのときにリアルタイムで同席していたことはとても良かった。


Published in 雑記

Comments

    コメントを残す

    メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です