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移動販売について

保健所に行って、食品衛生責任者の申し込みをしたあとに「移動販売」について少々話を伺って来た。
移動販売とは、
「移動販売(いどうはんばい)は、住宅街やオフィス街、駅前、イベント会場など需要の見込まれる地域に自動車などで出向いて物品を販売する、小売業の形態。無店舗販売の一種」(Wikipedia)
である。
よくスーパーの駐車場にいる、軽トラの焼き鳥屋さんなんかがその仲間。
そのほか、コロッケやメロンパンなどオヤツ的なものや、オフィス街に来る弁当屋やイベント会場に来るケバブやカレーなど食事系のもの、はたまた豆腐屋さんや魚屋さんなどの形態もある。
飲食でなければさお竹屋なんかも移動販売の一種だ。
ググってみると、移動販売のネックはずばり三つ。
・車両をどうするか
・仕込み場所をどうするか
・どこに出店するか
である。
お金はどうにでもなるし、技術もどうにでもなる。しかし、移動販売である以上、売るための車を用意して、保健所の許可を受けて、売る場所を見つけないといけないのだ。
で、三つの問題点はなぜそんなに大問題なのかと言うと、まず車両については、それが特殊な車両のため改造にお金がかかるということ。ノウハウのある専門業者に頼むと、あっという間に三桁になる。すごいの作ると、あたりさわりのないところで紹介すればこんなのが570万円!
・・・がんばれば固定店舗で開業できかねない投資である。
次に仕込み場所の問題である。難しいことは置いといて、基本は「仕込み場所は店舗じゃないとキビシイ」ってことだ。自宅はダメ、プレハブで庭に作るなんてのも難しい、テナントを借りて厨房器具等を設置して仕込み場所にするのが最もよろしい。
・・・テナント借りたら固定店舗で開業すれば良いじゃないか。
最後は出店場所である。誰もが考える路上販売、これがまずダメ。許可が下りない。お上の持ち物(道路など公共の場所)の上を私用で使ったらダメよ、ということで私有地を探す。ショッピングモールの駐車場やイベント会場などでは、売上の10~20%のような形か、固定で1日1万円などのような形のようだ。30日営業で毎日3万円の売上があるとすれば、月商約100万円、出店費用で10~30万円程度出て行く計算だ。
・・・それだけ払えるならそこそこのテナントを借りられると思う。
つまるところ、問題はこうである。
「そのハードルは、固定店舗にしたとしても大して変わらないのに、なぜ移動販売にするのか」
ということである。
ではなぜ移動販売などと言い出したのかと言うと、サラリーマンをやっているうちは、土日が休みであり、土日といえば外食産業は書き入れ時なわけで、ならば週末だけ移動販売をやれば、腕を磨いてなおかつリアル店舗開業前に固定客を作れる!と一石二鳥じゃないかと思ったからだ。
問題はあっさりとこう解決することにした。
・車両→ポンコツベース車を格安で見つけてきて、内外装を自作。(自作でも問題なく保健所の許可は取れる)
・喫茶営業にして仕込み場所を作らない
・出店先は根気良く探して無料またはタイアップでできるところを見つける(そういう交渉ごとは得意だ)
では簡単に出店までの流れを。
食品衛生責任者の資格取得(これは8月に取得予定)
 ↓
車両の図面を保健所で確認(&指導)
 ↓
許可の取れる図面に基づき、車両製作
 ↓
車両を持ち込み、許可を受ける
 ↓
開業
秋には開業・・・できるか?


Published in カフェ屋さん

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