カフェでなくとも飲食関係のお店をやるなら必要な資格のひとつ、食品衛生責任者の養成講習を受けてきた。
飲食店を営む場合、保険所で営業許可申請書と食品衛生責任者の二つをもらわなきゃいけません!
といろんなサイトで見るのだが、食品衛生責任者ってウェブで調べると「社団法人 日本食品衛生協会」なる団体が養成講習を行い、資格を付与している。
ふーん、保健所じゃないんだ。でも保健所で申請書とかもらえたけどな。
よく調べてみると、保健所には食衛(と略するそうだ)のデスクがあり、スタッフが常駐しているそうだ。
よく警察に免許更新に行くと、相手してもらってるカウンターの人が警察官ではなく交通安全協会の人なのと同じ感じか。
ということはもしや天下りを目的とした外郭団体では・・・
そしてウェブサイトの役員一覧を見ると、天下り先のにおいがそこはかとなく・・・
講習時の講師の先生が3人とも自己紹介で「保健所など県関係に勤めていました」と言ってた。全員ものの見事にシルバー世代(笑 どうせ話を聞くならもっと最前線でバリバリやってる保健所の職員から聞きたいものだ。
ま、そんなことはどうでもいいが、眠い目をこすりこすり、10時から始まり16時に終わる養成講習を聞いてきた。
これ、聞くだけで資格がもらえる。寝てても問題ない。日本語がわからなくても問題ない。とにかく、10時から16時までその場にいれば、資格がもらえる。適当なものだ。
もちろん、最後まで寝ずに話を聞いてきたわけだが、内容としては、これで本当に食中毒が防止できるのか?というようなお粗末な内容だった。
「菌は目に見えません。だから徹底的に食材や手指を洗いましょう。そして加熱して殺菌しましょう。」
みたいなことを言うのだが、細菌を目に見えるようにする方法はいくらでもある。
こんなものまで売っているのだ。
これ、ハンドぺたんチェックという商品で、手をペタっとつけるだけで菌の有無がわかるというもの。
食中毒のニュースを聞かない年は無い。やはり作り置きする弁当や給食で多いように思うが、それでもそれは対岸の火事ではあるまい。
自分で開業するときは、アヤシイと思った時のために、こういうものを常備して万全の対策を怠らないようにしたい。自分の店から食中毒なんか出すものか!
食品衛生責任者
Published in 開店の下ごしらえ
確かに自分の店は衛生管理を徹底したいですね。
自分は某ファーストフード店でアルバイトしてますが、正直衛生管理は「形式上」と言った感じです。
こういうことやってますよ~っていうマニュアルだけはしっかりしてるんですが、現場はそれを忠実にこなしてるわけじゃないんですよね。
これでいいんだろうかと常々思います。
うむむ、私も学生時代に飲食店でアルバイトをしてまして、本当によくあんなんで食中毒が出なかったもんだと今更ながら冷や汗をかきます。
少なくとも自分で店を持ったら、うちだけは100%安心して飲食してもらいたい、と思いますね。
私の場合は、客で行く場合は「当たったら当たったで仕方ない、自分でその店に行ったんだから」という覚悟(大げさw)で行くんで、けっこう汚い店とかも行きますけど、普通はキレイそうで安全そうな店を選びますもんね。
でもマニュアルがあっても「形式上」では困りますね。
マニュアルがあるか無いかというより、スタッフの教育がきちんとできているかどうかという視点で選んでみるといいかもですね。
ところでニューエスプレッソマシン・・・まだですよね?待ち遠しいですね~