Skip to content →

千葉県柏市で2軒ハシゴ イタリアントマトとピアットナポリ

千葉県柏市で、エスプレッソを飲んできた。全く別件で行ったのだが、そこはそれ、お茶の時間と食事の時間はエスプレッソを飲むのだ。
まずはJR柏駅に隣接するファミリ柏というビルの1Fにあるイタリアントマト。ここはイタトマグループのいくつかある業態のうち、カフェJrというセルフ系カフェ業態の店。
エスプレッソマシンは全自動のそんなに大きくないタイプだった。全自動なんだけど、ミルクのスチームは手動。スチームノズルが付いている。
カプチーノSサイズ230円とアイスカフェラテLサイズ320円を注文する。
アイスカフェラテは、まあ普通。あっさり目の牛乳をカップに注ぎ、上からエスプレッソを入れる。スターバックスを基準にすると、エスプレッソ味薄め、牛乳味薄め、さっぱりです。
次にカプチーノ。これがすごい。何がすごいって、以下の手順で淹れていた。
冷たい牛乳をカップに注ぐ
  ↓
エスプレッソを注ぐ
  ↓
スチームであたためる(゚Д゚;)
なんで!?なんでそうなるの!?・・・これがイタリアントマトのやり方なのか、この店のやり方なのか、はたまたオペレータの彼女だけのオリジナルなのかわからないが、少なくともこんな方法でカプチーノを出す店はここだけだろう。ある意味、カプチーノを注文してよかったと思った。もちろん味は微妙だったワケだが。
さて、次に食事がてら、東武野田線の豊四季駅から約1キロのところにある、ピアットナポリに行ってきた。
ピアットナポリ.jpg
柏市と言えども市街地を離れるとけっこうのどかな風景なワケだが、そんな中こじゃれた建物が突如現れる。店構えは少しお高いかな?と思わせるような感じだが、意外と価格はお安め。ボリュームも多めであり、気取った感じはしない店だ。
エスプレッソマシンはRancillioのClass8(多分・・・)、グラインダはMahlkonigのK30。豆はLavazzaのTop Classだ。
「ふ~ん、ランチリオにマルコニックか~」などと待ち時間(行った時間がディナータイムには少し早いか、の6時半なのに、ほぼ満席の人気店で、入り口で5分ほど待たされた)の間にマシンを見てたら初老のコック服のオジサンが「エスプレッソお好きですか?」と話しかけてきた。そのあとほんの1~2分だがエスプレッソのハナシをして、エスプレッソが旨くなくてドルチェが提供できるか!と言いつつ「一杯どうぞ」とシングルをご馳走してくれた。すぐパントリーの前で飲んだが、Lavazzaの豆はいくつかの店で飲んでいるが、やっぱり普通に旨い。酸味が少なく、それでいてそれほど深煎りじゃないので苦くもない。(ローストはどのくらいなんだろうね。フルシティより手前だと思うけど。それよりホッパの豆見てたら、けっこう欠点豆が入ってるのにびっくり。ロブスタ種も入っているはずだし、何種類かのブレンドになっているので、豆の粒が揃っていないのはいいとしても。)
というわけで、エスプレッソをタダでいただいちゃったので、注文はアフォガードとカプチーノにしてみた。
20090808193125.jpg
20090808193246.jpg
アフォガードのほうは、さっき飲んだエスプレッソと同じのがかかっているとは思えない。抽出を失敗したか?あとアイス硬すぎ。
カプチーノは、上に乗っているミルクフォームをかきわけると、下にはカフェオレがあった(カフェラテにあらず)。エスプレッソとあわせたのはスチームドミルクじゃなくてあたためた牛乳?
それと、ロゼッタとか描いたりするサービスある?と聞いたらきっぱり「できません」と(笑 「オプションはシロップがありますが?」だって。下がカフェオレではそりゃラテアートもやりずらかろう。
と言うわけで、エスプレッソだけを楽しみに行くにはオススメするかというとどうかと思うが、イタリアンレストランとしては、まともなエスプレッソが出てくるので、食事を楽しんだあとにコーヒーでがっかりさせられるといういつものパターン(本当にそういう店が多い!!)にはならないので、レストランとしてはオススメである。


Published in カフェ屋さん

2 Comments

  1. chigiri chigiri

    さすがにエスプレッソをスチームにかけるという発想は無かった……新しいw
    まわりにカフェが多いみたいでいいですね~
    うちは田舎?なのであんまり店がありません。
    正直まだまともにエスプレッソを飲んだことが無いと言っても過言じゃないかもしれません。
    自分で入れたときに基準となる味が分からないってのはつらい……かも?

  2. カプッチオ カプッチオ

    Chigiriさんこんにちは!いつもコメントありがとうございます!
    カフェはたくさんありますね、一応東京近郊なので(汗
    でもおいしいところって少ないですよ。マシンこそチンバリだマルゾッコだって言うけど、あんまり美味しくないのが出てきたりしてがっかりすることも少なくありません(東京でも!)。
    めげずにできるだけアチコチのカフェでエスプレッソを味わうようにしてますが、美味しいかどうかは別にして、個性という点では飲み歩きも役立つなぁという感じです。
    最近は浅煎りの豆(~シティくらいまで)を使うカフェが増えているようで、苦味が少なく、むしろ酸味や香りを楽しませるようなエスプレッソに出会うことも多いです。また、常にリストレットだぜ、とか、シングルは無いぜ、とか、抽出時間は絶対に23秒までだぜ、とか、タンピングは10キロ以下じゃないとな、とかバリスタによっていろいろこだわりもあるようで面白いです。
    さて、基準という話ですが、私なりに基準に思っているのは、セガフレードです。
    特別うまいわけではないですが、悪く言えば本当に適当にマニュアル通り淹れている(お客様のために最高の一杯を的なこだわりや想いいれは感じられません)エスプレッソが普通にうまいです。こだわればいろいろと改善したり良くしたするところもあるでしょうが、280円という本格的エスプレッソがドトールのブレンドMサイズと同じくらいとお安い値段(それでも本国より相当高いが)で飲めるというのはやっぱりすごい。それも、どこのセガフレードでも同じ味が楽しめます(バリスタにより多少違いはありますが)。
    少なくとも、お金を頂戴するには、セガフレード以上のエスプレッソでないとならんな~と思ってます。
    そして、セガフレードのエスプレッソの味(と価格)は、私の中でひとつのベンチマークとなっています。これ以上のところは、うまいエスプレッソ、これ未満のところは並のエスプレッソです。
    シングル400円も取って並のエスプレッソを出されたときのガッカリ感は・・・セガフレードのツメの垢を(ryと言いたくなりますね(笑
    Chigiriさんも、好みもあるでしょうから、たまに大都市に出たときにできるだけ何軒も飲み歩いて自分の中のベンチマークを見つけるといいと思います。
    (なんか失礼な書き方になってしまいましたが、そんなに地方にお住まいなんですか?私は恵まれてますね)
    長文になってしまいました。すいません。東京にもし来られたら、デルソーレとセガフレードとポールバセットは行ってみるといいかもしれません。
    ではでは。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です